その112 行動あるのみ!
魚釣りは歴史を語り伝えてきた。
人間が忘れてはならない、生きるための技として、
古代から現代まで魚釣りを伝え残してきた。
で、あるならば俺たちは魚釣りを次代に伝え残さねばならない。
そしてそれは、現在と過去を繋ぐ太い絆となることだろう。
魚釣りで大切なことは、釣りの相手である魚を敬う心や、
自らを省みる謙虚さに加えて、互いを見つめ合う理解力が必要である。
つまりは、魚たちに対する愛情だな。
魚への愛・・・こう考えると、競技会で勝つことよりも、
大切なものが何かが理解できるようになる。
魚釣りの出来ることが生きている証や存在感であれば、
その魚たちがいなくなることは、自らの生存の全否定である。
しかし、幸いなことにまだ日本には魚たちがいる。
この魚たちがいる限りは、魚釣りを楽しむことが出来る。
そこで、釣り人は全ての魚や魚釣りに対して、
感謝尊重して彼等を大いに敬い奉ることが肝心なのである。
特に、特定外来生物法で指定されたブラックバスは、
バスアングラーが守らないで誰が守るというんだい?
明らかに俺たちバスアングラーの人生を左右するほど、
大きな影響力を持ったバスを絶やさずに守り育てて行くには、相応の努力が必要になる。
だがね、大変な努力をしてまでも、
尚且つ次代に繋げたいと思える魚がブラックバスなのである。
思い立ったら吉日だ。今すぐに行動をしよう!
行動に早い遅いはない。
あるのは唯一、やるかやらないかだけである。
俺たちのバスのために、俺たちは動くぜ!