その173 春だからこそ、思う!
霞ヶ浦に代掻き水が入り始めると、田植えのスタートだ。
霞ヶ浦に濁り水が流入し、山間には藤の花が目立つようになる。
夏のような照り返しの日があれば、上着だけじゃ震える日もある。
4月から5月にかけての霞ヶ浦では極々通常のこと。
これ等をよく理解して魚釣りに来て欲しいなぁ。
普段は通れる農道が農作業で塞がっていることがある。
通常ならきれいな水の場所がドロドロに濁っていることがある。
暑さで汗だくになったり、寒さに凍えたりするが、
水中の魚たちは至って元気だ。
それは、種の保存・・・産卵と言う一大イベントがあるからだな。
その前にゴミを回収しよう!
魚たちが安心して産卵できるように清掃活動をしよう。
と、毎年寒い時期に頑張って防塵挺身隊は活動をしているが、
全てを取り除くことはできない。
で、こんな光景を見ることになる。
発泡スチロールゴミに付着しているのは、フナの卵だと思われる。
表面に見える白い粒々状のものが卵だな。
このゴミを拾ったのは4月20日のことだった。
そう、早いものでは3月の下旬ごろから産卵がスタートする。
ワカサギやシラウオはもっと前だがね。
だからこそ、産卵期の前に水辺の清掃活動をしたいのだよ。
が、毎日ゴミを拾っているわけにはいかない。
俺にも生活があるからな。笑
そこで、バスアングラーの皆さんが、
産卵期の前に一つでも二つでもゴミを拾ってくれたら、
魚たちはヨシやガマ、マコモ、さらには残っている水生植物に、
卵を産むことができるのだ。
てぇことで、来年もウィンターバスフィッシングを楽しまれる皆さん、
霞ヶ浦に来た時にはゴミ一つも拾ってくだされ。
どうぞ宜しく!