罵州雑言

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その178 霞ヶ浦を守る


 

国を守ったり、国民を守ったりの施策をするのは、

政治家になった人の義務である。

が、その義務を疎かにして自分の好き勝手にしている政治家が余りにも多い。

 

国を守ったり、国民を守るてぇことは、

武器を買い足すことではなく、災害や事故、事件などで、

被害にあったり、受けたりした人を手厚くケアすることだと思うのだ。

 

そのケアが充分に行き届き、安全と安心な暮らしが国民に供されてから、

初めて武器の話しにだと思う。

政治家や役人が、本来の仕事である国や民を守ることを履行すれば、

人々の心の中に愛国心が根差し、その心が国を救い守るのである。

 

なんてぇことを考えた先週末だった。

俺も先行きがみじけぇのかな? 

太腿を攣った週末にそんなことを思ってしまった。

いずれにしてもだ、上記のことは霞ヶ浦にも言えるな。

 

 

 

俺たち釣り人が魚釣りと言う楽しみを享受できているのは、

霞ヶ浦や周辺を維持管理している国や県、市町村が頑張っているからだ。

それは、霞ヶ浦から受ける恩恵がことのほか大きいからなのだ。

大量の淡水の確保・・・と言う、国民が生きて行くために不可欠なものが、

霞ヶ浦にはある・・・が、多くの流域住民が気付いていない。

 

俺んちは井戸があるからとか、私は浄水を買っているからとか、

ペットボトルしか使わないよとかの能書きは要らない。

霞ヶ浦の水があればこそ、農業でたわわな穂を得ることができるし、

工場からは製品が安定して供給されているのだ。

 

つまり、飲むとか飲まないとかだけではなく、

関東一円の民は様々なところで霞ヶ浦の恩恵に与っているのだよ。

で、あえて言うなら俺たち釣り人は、

霞ヶ浦から生きて行く喜びを寄与されているのである。

 

 

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