罵州雑言

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その194 見えない鎖


 

バスフィッシングを始めた当初は、

ついつい釣ることばかりに目が行ってしまって、周りの変化に気が付かない。

それはそれで仕方のないことだけれど、少しばかりバスフィッシングが上手くなったら、

周囲に注意を凝らすことが必要である。

 

 

 

注意を凝らす・・・自分が釣りをしている周辺の変化を見逃さない事である。

水位が上がったとか、下がったとか。

或いは、ベイトフィッシュが沢山いるとか、いないとか。

朝のうちは湖岸の壁にエビがいっぱいいたなど、

その場の状況を見抜く目を持つことである。

 

さらに、この周りに目を凝らすことで、

釣ることにいっぱいいっぱいでパンクしそうな脳に、冷静さを取り戻してくれる。

すると、上手く気分転換が出来て、その時の自分の釣りを再確認できるのである。

さらに、その日の状況も素早く解析できたりもする。

 

この周囲に目を凝らし気分転換を図る人が、釣りの上達の早い人である。

日々刻々と変化している自然状況を、

素早く読み取りその状況にあった魚釣りを展開することができるからだ。

 

 

 

環境変化が読み取れるようになると、自然環境を守る人になれる。

「バス以外のことは考えない!」

なんてぇことを言っているようでは駄目だな。

それは自然界の生物たちは、見えない鎖ですべてが繋がっているからだ。

 

さぁ、学ぼう! さぁ、調べよう!

すべては日々の観察力から発生するのだよ。

 

俺はこのヌルヌルデロデロを調べるよ。

 

 

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