罵州雑言

罵州雑言

その267 戦う姿勢ってやつね。


僕は今回の7月25日のプロトーナメントの開催はコロナとの本気の戦い、

横暴なオリンピック開催への挑戦だと考えていました。

 

国民の大多数が中止・・・と叫んでいても、

政府も東京都もそれに耳を貸そうとはしませんでしたね。

でも、国民には多くの犠牲を強いているのが現状です。

飲食店の営業抑制に始まり、イベント業への抑圧など、

ある意味言論の自由を奪われた独裁的な政治手法でした。

 

ご承知の通り、W.B.S.はイベント業です。

トーナメントの開催がなければ危機的状況です。

そこで、僕は腹をくくってオリンピックが出来るなら

バストーナメントだって出来る筈だと考えました。

間違っていますかね?

 

昨年は我慢だと思って辛抱しましたよ。

今年も春までは・・・そう信じて耐えて来ましたね。

が、もう堪忍袋の緒が切れた!

オリンピックを有観客とか、海外の人も・・・なんてぇことを認めるのなら、

僕たちのバストーナメントだって開催できるはずだ。

そう思いましたよ。

 

で、W.B.S.の選手の皆さんはトーナメントアングラーですもの、

全員にそんな戦う気持ちがあると思いましたよ・・・でも・・・でしたね。

数名のアングラーは、体制になびく気持ちの方が強かったんですね。

 

身勝手な政府や自治体の横暴は許さない・・・反体制、反権力!

という気持ちって若気の至りでしょうか?

僕は70歳になっても、理不尽なことには権力とも闘う心を持っていますがね。

それは、自己があるからです。

自分の生き様や心情に誇りを持っているからです。

 

今回、いみじくも中止にしたのは、

数名の選手の意見に耳を傾けた・・・ちゅうことではありませんよ。

茨城県の大井川知事が鹿島スタジアムでのオリンピックを

地元の小学生だけの有観客にして、

一般の観戦者を受け入れないと表明したからです。

 

 

 

県のトップによって緊急事態宣言都市からの人流を避けるという決定がされました。

反権力ではありますが、これは道理が通りますよね。

であれば素直に受け入れます。

 

と言うことで、2021年のトーナメントは、

恐らく9月のエキジビションだけになるでしょう。

いや、これとても?マークがついていますよね。

県からの要請があれば、それが正当な理由であれば開催できません。

つまり、最悪の状況ではAOYもClassicチャンプもなしと言うことになります。

こんな状態でプロトーナメントと言えるのでしょうか?

 

まぁ、取り合えず7月と8月のプロトーナメントは、

東京が緊急事態宣言下ですので中止です。

 

トーナメントアングラーの戦う姿勢・・・ねぇ。

これを保持するには権力と闘う姿勢がないと勝てませんがね。

笑っちゃうぜ!

 

文責:吉田幸二

 

 

 

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