その084 ルール作り
いやぁ~、昨日の風は半端なかった。
一日中、ピューピューゴーゴーと唸っていたな。
日曜日じゃなくて良かったよ。
本当に神様っているんだな。
「53 Pick Up!」の日だけ快晴弱風なんて・・・・・・感謝!
話は変わって、
このところアメリカシロヒトリをとんと見かけなくなったが、
先日ゴミ拾いをしているときにヤナギの木で見つけた。
そう、霞ヶ浦湖畔のヤナギの木だ。
自然のフィールドでは天敵が多いために滅多に遭遇しないのだが、
久し振りに会ったね。
子どもの頃はこの毛虫を使って早駆けレースをしたもんだ。
う~ん、懐かしいなぁ。
地面に数本の溝を掘り、その溝に数匹を入れて歩かせるんだ。
あの当時は毛虫に触れるだけでも、
女子からは「強い子」「怖いもの知らずな子」だと思われたのに、
それを遊び道具にしちまうなんて……今考えると本当にバカだったね。
と言うよりも、遊び道具がなかったな。
それが今では触る気にもならないし、遊び道具にしようとも思わない。
ところが、ある時、ブルーギル釣りに行って餌を忘れた。
で、このアメリカシロヒトリをピンセットで掴んでハリに刺したんだ。
ブルーギルが笑っちゃう様に釣れたね。
それで味をしめてミノムシもやってみたらこれまた釣れたね。
それに、ブルーギル以外にもマブナや大きなクチボソも釣れた。
基本的に雑食性の魚は、虫なら何でも食べるんだな。
つまり、新緑の季節になると魚釣りの餌に困らなくなる。
湖岸で調達できるからね。
ところが、死んだ魚に沸いている蛆は使いたくねぇなぁ。
毛虫と同じようなものだけれど、かたや葉っぱを食べていて、
もう一方は死肉を喰らっているからだろう。
それと、死臭も嫌だよね。
だから、呉ぐれも釣り上げた魚を湖岸に放置して行かないように!
GWの明けた先週は湖岸にアメリカナマズの頭が沢山落ちていた。
釣り人が釣り上げ陸上に放置したアメリカナマズを、
カラスやトビが食べて頭だけを残して行くからだ。
こんな掟破りな釣り人には、霞ヶ浦で釣りをして欲しくないが、
排除できない現行のルールが悲しい。
せめて俺たちだけでもキャッチ&リリース。
だがね、無駄な殺生をしないと言うのはルールでも何でもない。
人間としての道徳観だよな。それが今の大人には欠落しているんだ。
だから、60歳以上の事件が多いんだよ。
俺も注意しないと……。