その129 雨が降っても野に出よう!
7月、梅雨はまだまだ明けそうにない。
九州地方では未曾有の大雨とか・・・・・・どちらさんもご注意くだされ。
我が霞ヶ浦の阿見町でも雨が降ったり止んだりの梅雨のような気候だ。
このまま数日間は雨模様らしい。
だったら梅雨らしくシトシト降ればいいものを
ドカ~ンと言う感じのザーザー降りに対処の方法がない。
家に引き籠っているのが良い・・・・・・てなことになっちまう。
だがね、室内じゃ、やっぱり淋しいよな。
表に出ているからこそ、いろんな出会いがあるんだよ。
先日、折角咲いた合歓木の花が雨で萎れた。
う~ん、残念だ!
残念なのは他にもあった。
日陰でこっそり咲いていた遅咲きの野イバラも枯れてきた。
この時期まで花があるなんて、頑張ったじゃないの!
こんな草花との出会いもフィールドに出ているからで、
室内にいたんじゃ判りゃしない。
水田雑草のオモダカが、
こんな可憐な花を咲かすのだって知らずに過ごしてしまう。
最近は田圃でよく見かけるようになった。
農薬の散布量が減ったからだな。
20年ほど前の有人ヘリによる散布の頃は、
植物も昆虫も全てがいなくなったからな。
現在の農薬散布はラジコンヘリで行われているので、
農薬の量は1/10に減ったそうである。
と言うことで、雨が降ろうと降るまいと、
野に出て水辺に立ち自然と交わろう。
雨の日の経験が、いつか役立つ時が来る筈だ。