その133 霞ヶ浦の湖岸の出来事
梅雨前線が北上して、梅雨らしい陽気になっている。
が、天気予報によると大型の台風8号が接近しているようだ。
雨が続くので、豪雨による土砂崩れや河川の氾濫に注意をしよう。
毎年決まって川の中州に取り残された釣り人の報道があるが、
釣り人の皆さん危険から回避する術と、
危険には近づかない心得をお持ち下さるよう・・・・・・老婆心ながら。
さて、霞ヶ浦周辺では夏の準備に忙しい。
湖岸ではサナエトンボが飛びまわっている。
オニヤンマよりちょっと小さくて、
麦わらトンボよりはちょっと大きな中型のトンボだ。
オカッパリをしていると、
彼等と追いつ追われつでルアーのキャストにも力が入る。
先日、湖岸で羽化したてのサナエトンボがいた。
サナエトンボの種類は多く、
小型のヤンマもサナエトンボの一種である。
今年は特に、このサナエトンボが多い・・・・・・気がする。
そう言えば、霞ヶ浦の湖岸周辺では、
ハスの花が開花し始めた。
大きな白やピンクの花がみどりの蓮田に彩りを添えている。
両手で持ち切れないほどの大きさの花には圧倒される。
ところで、睡蓮とハスの違いって知ってる?
睡蓮と言うのは水面から葉を水上へと伸ばさず、
蓮は水面上に葉を伸ばすのだよ。
花も同様で水面に浮かぶように咲くのが睡蓮で、
大気中に高くそびえたって咲くのが蓮なのだ。
トンボが羽化し、蓮の花が咲く頃になると、いよいよ夏が来る!