その155 無反応……なこともある。
先週の土曜日、早朝から釣りに行った。
そう、早朝練習だな。
と、言うよりも、このところトップにガンガン反応して来る
アメナマフィッシングが面白くて、日参しているのだ。
しかし、甘かぁないね。
あれほど反応があったアメナマであったが、
土曜日の朝には無反応だった。
何ヶ所か回ると、必ずどこかで反応があるのだが、
なぁ~ンにもなかった。
いつものことだけれど、釣りは思い通りにならない。
だから、夢中になるのだがね。
悪女を追いかけるのと似ていると言う人がいるけれど、
俺はそうは思わない。
悪女よりも数十倍はしたたかである。
でもね、淋しい思いをした分、実りもあった。
先ずは透明度の高い水域を見つけられたことだ。
見事なまでの石積みである。
石のそれぞれにゴリがついているのが判る。
もちろん、ゴリの中にはヌマチチブがいたり、ヨシノボリがいたり、
ウキゴリがいたりするのだが、
ここでは淡水ハゼ類はまとめてゴリと呼ばしてもらう。
さらに、こんな発見もあった。
ウォーリーSRにまたしても藻が掛かってきた。
この時はマツモではなく、フサモだった。
両者は似ているがちょっと違っている。
フサモはアリノトウグサ科で、マツモはマツモ科なのだよ。
よ~く見ると、その違いが判るだろう。
まぁ、どちらも沈水植物で水質浄化には役立つので、
ルアーに掛かってきたらそのまま再放流して欲しい。
いつかどこかでまた会えるだろうから……。