その166 マダニ注意報!
オカッパリに頻繁に行っている。
必然的に草むらを抜けることになる。
それでも、なるべく草むらを歩かないようにしているが、
やむを得ず歩く時、素早く通過するようにしている。
それはマダニに取りつかれるのが嫌だからだ。
コンクリートの平場で釣りをする時も、
草むらを抜けなければならない。
この草むらが問題で、この草にマダニが潜んでいるんだな。
で、動物が通る時にくっついて、血の吸い易い場所を探すんだ。
血を吸う前に見つけて処分すれば良いけれど、
見つけられないと案外怖い存在である。
それは、日本紅斑熱、ツツガムシ病、
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などを発症する恐れがあるからだ。
これは血を吸う前の状態である。
この時に見つけて処分すれば事なきを得るのだが、
血を吸われると始末が悪い。
マダニが血を吸うと小豆ほどの大きさにまで膨らむ。
こうなってしまうとマダニの牙が皮膚に食い込んでいるので、
病院へ行って処理をすることになる。
牙を残すとそこから化膿するからだ。
と言うことで、オカッパリを楽しんでいる人、
また、ボートでの釣りであっても、
藪に掛かったルアーを取ろうとする人などは、
マダニに要注意である。
ちなみに、防虫剤等の衣服への散布は有効である。