その167 秋が来たようだ。
頻繁に釣りに行くのに伴って、気温や水温をマメに調べている。
俺のオカッパリ小物の中に、水温計も含まれているからだ。
フィッシュグリップ、プライヤー、カッター、シャープナー、
そして水温計である。
日曜日の午後4時、気温が28℃で水温が26℃だった。
昨日の夕方、気温が28℃で水温が27℃だった。
で、水位は平水よりもマイナス10㎝だった。
美浦の大山にある水位計である。
霞ヶ浦はY.P.が1.1なので、マイナス10㎝と言うことになる。
この水位とあと10㎝増えた水位では釣る場所が異なって来る。
もちろん、釣り場の変異に伴って釣り方も変わる。
このように水位と言うのは、
魚たちの活動を変化させる大きな要因である。
水位が上昇したらより浅いエリアを探るべきだし、
水位が下降したらちょいと深いエリアを探ってみる。
加えて、干上がった湖底の状況をつぶさに観察するんだな。
水位の変化は釣り人に様々な釣りのヒントをくれているのである。
そう言えば昨夕のことだ。
オカッパリに行ったら防塵挺身隊の武江さんに会った。
で、一緒に夕陽を眺めながら釣りをした。
湖面に秋の気配を感じながら……。