罵州雑言

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その203 いろんな魚といろんな人


 

先日、釣り仲間が集まって、

霞ヶ浦ではいろんな魚がルアーで釣れるって話になった。

先ずはバス、次いでアメリカナマズだな。

さらに、ブルーギルやライギョ、ニゴイにハス、

ウグイにコイ、フナなど、ルアーで釣れた魚が次々に出て来た。

あっ、ここで釣ったと言うのは口掛かりだからね。

 

少し間があって、ペヘレイも釣れる話になった。

プランクトン食のペヘレイだが、

50cm以上に巨大化すると魚食性が強くなるって話もあった。

食性の変化で言えば、俺が釣ったソウギョも

大型化すると何でも食べるらしい。

 

203sougyo

 

こいつはメーター級だった。

傍にいた釣り人のペンチを借りて口のルアーを外した。

のっそりと深い水へと泳ぎ去った。

他には・・・・・・アオウオを釣った人もいた。

冬場にボラを釣った人もいたな。

そう言えば、スッポンも釣れていた。

 

203bora

 

ルアーで釣れる魚って限られているかと思ったら、

こんなにいろいろ釣れるんである。

自然界の不思議が釣りにも存在しているんだな。

学者とか識者と言われる人は、

物事を杓子定規で測ったような見方しかしないけれど、

事実は小説よりも奇なり・・・・・・なのである。

 

未だにその水域の生き物を食いつくす・・・・・・

なんてぇことが言われているブラックバスだが、

だったら芦ノ湖はバスの天国になっている筈だぜ。

ところが、そんな気配は微塵もない。

芦ノ湖の魚たちのボスは鯉だからである。

 

203koi

 

 

日本中にコイがいる。

このコイたちが淡水域の曲者なのであるが、

誰も指摘しないのは何故だろう。

大きな力が裏で動いているからなのだろうか?

 

 

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