罵州雑言

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その226 スミワケ?


 

自らへのお約束通り、小池栄湖の水質浄化槽の掃除を遂行してきた。

いやぁ~、本当にバッチイね。

ドロドロヘドロである。

 

また臭いもきつく、生き物なんかいるのか?

と、思えるほどの汚れであるが、

この中でしっかり生きている生物がいるんだよね。

それが、アカムシだったり、チスイビルだったり、

タニシの赤ちゃんだったり、いろいろな生き物がいるんだ。

 

で、プール浄化槽もチャー坊池も繁茂していたトチカガミが枯れて、

水面が見えるようになった。

すると、数ヶ月間トチカガミの勢いに押しやられていたエビモが、

スッと顔を出したよ。

こうして、時期が来ると自らを主張するんだね。

 

226ebimo

 

そう、そう、すっかり影をひそめていたガガブタも

濃い緑色の葉を水面に広げていた。

本当に一時期はトチカガミだらけで他の水生植物は沈黙していたけれど、

水温の低下に伴って低水温に耐えられる植物が力を付けて来た。

こうしていろいろな植物が存在して行くのだな。

これも棲み分けの一つだ。

 

226himebachi

 

マット洗いをしていた流しの横にヒメバチが飛んできて、

盛んに餌を食んでいた。

来る冬に備えての体力作りや子作りのためなのだろうね。

 

ヒメバチの種は人を刺さないが手で掴むようなことをすると

刺すかも知れないよ。

だから俺は手出しをしない。

さわらぬ神に祟りなしと言うだろっ。

 

 

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