その303 貧乏暇なし
穏やかな陽光を浴びながら小池栄湖の周辺の竹の手入れをした。
そう、つい先日のことである。
この竹、俺はてっきりアズマザサかと思っていたら、
大名竹という種類の竹で玄関脇や中庭などに植えるものらしい。
実はこの竹、唐竹とも呼ばれる外来種の竹らしいのだ。
そうかい、そうかい、竹まで外来種かよ。
日本中、どこに行っても外来種だらけじゃねぇか!
そんなもの燃やしちまえ・・・・・・てなことでドラム缶にくべてみた。
草月流ではない。まさしく竹缶流である。
というのは冗談で、最初に書いた通りの手入れをしたんだよ。
1.5~2mの高さで剪定して見た目を良くしたんだ。
大名竹は伸び過ぎるとしな垂れて美しくないからだ。
一定の高さで剪定しておくとそれ以上伸びないし、
節々に葉を蓄えて見た目もよろしくなるんだな。
その切った先端部をドラム缶に詰め込んだと言う次第だ。
釣り仲間には造園屋も職人もいるのだが、
誰も教えてはくれなかった。
通りすがりのおっちゃんに、
Fish村に生えている大名竹を分けて上げたら教えてくれた。
これからは自らで竹の手入れをして行こう。
一人でできるモン・・・・・・だ。
一人でできるモンと言えば、新しい工作がほぼ完成した。
「なに作ってんですか?」
とFish村にやってきた布川昭男に言われたので、
「ハト小屋だよ」
と答えたら、
「え~っ、ゴミ箱じゃないんですか?」
なんてぇことを言われてショックだった。
が、これはゴミ箱でもなけりゃ、ハト小屋でもない。
しいて言えば、暖房小屋だな。
この中にストーブを入れて、
屋外でも石油ストーブが使えるようにするんだよ。
で、屋根が開くようになっている。
この時期、屋外での活動は寒さとの勝負だ。
だが、Fish村には薪ストーブが一つしかない。
6~7人は暖まれるけれど、8人以上になるとちょいと辛い。
そこで、古い石油ストーブの登場である。
未完成なのでストーブを入れていないが、
完成したら入れた姿をお見せしよう。
石油ストーブの上で調理も出来るようにした。
お楽しみに!