罵州雑言

罵州雑言

その310 また、面白くなるかも?


 

 

先週の土曜日の第62回防塵挺身隊は無事に終了した。

西北西の強風の中での活動は、とても困難を呈したが、

そんなことで負けるような防塵挺身隊ではない!

ガッツリ、バッチリ、ゴミを拾ったよ。

今回、拾い切れなかったゴミは必ずリベンジで拾いきるよ。

覚悟して待っているように!!

 

先日来、大室の湖岸に下の用に書かれた看板が立っている。

「船溜航路及び樋管に溜まった土砂を取り除く作業をしています。

西浦右岸他船溜等維持浚渫工事」・・・・・・と書かれてあって、

その沖では浚渫作業が行われていた。

 

 

 

310plate

 

 

ユンボでガッツンガッツンと湖底の砂を取り除いていた。

その影響で、周辺水域の水は泥濁りを呈し、生き物もいないのでは?

と思えるような水の色だった。

水面には腐って真っ黒に色づいたヨシの残骸が浮かび、

死水の様相だった。

 

 

310shunsetsu

 

水中に先端を突っ込んで、ユンボが底に溜まったヘドロや砂を掻き出す。

掻き出されたヘドロや砂は大型クレーンが浅瀬へと移動する。

こうして掻き回しているのだから水の濁りは当然である。

ところが、この濁りが沈澱して水況が落ち着くと、

すぐに魚たちが入って来ることだろう。

それは、浚渫の水深がことのほか深いことや、

魚たちの多くがこれから産卵期を迎えるからである。

 

ワカサギとシラウオはこれからの同じシーズンに産卵し、

その後にはマブナやコイなどが産卵期を迎える。

次いでバスの産卵期へと順繰り行われ、

バスやブルーギルの産卵が終了して湖に平静が訪れた頃に、

アメリカナマズたちが産卵を開始する。

 

湖の仕組みってよく出来ているモンだ。

生き物たちがそれぞれ譲歩しあって生きている。

人間もこうありたいもんだよな。

 

 

310yumbo

 

それにしても凄いな。

こんな岸寄りの浅い場所までしっかりと掘って行く。

樋門前に砂やヘドロが堆積すると、

堤脚水路からの排水にトラブルが生じるからだ。

そう、浚渫した場所は、驚くほどに水深があるのだよ。

これで魚たちの集まらねぇ筈はない。

 

お陰さまで、チェックすべき場所がさらに増えた。

ああ、楽しみである。

はぁ~るよこいっ!

 

 

Comments are closed.