その363 恐怖の神鳴り
火曜日の天気はヤバかったねぇ。
前日が寒かっただけに、日中は暖かくって最高だったが、
夕方から一天俄かにかき曇り、雷鳴が鳴り響いた。
地表と上空の温度差が高かったので、カミナリ雲が発生したのである。
西から北へと黒雲が移動して行く様が手に取るように見えた。
その数分後である。ラジオに雑音が入り始めたのは・・・・・・。
バリバリバリ、ガガガガガガッ・・・・・・などの雑音だ。
ああ、雷が来ているな。
カミナリ予報はラジオが一番である。
雑音の入り方で、どれくらいの距離にあるのかが判るからね。
で、土浦方面に向かっていると、
黒雲は街全体を覆うかのように広がっていた。
突然、右側で激しく光った。
すると大きな雷鳴が鳴り響いた。
ヤバイなぁ。
あっち方面には行きたくないなぁ。
しかし、この日は会議があって、
どうしても行かなくてはならなかった。
案の定、激しい雨と雷鳴に驚かされた。
車の中は安全安心・・・・・・とは言われているものの、
そんな経験をしたものが、俺の回りにはだぁ~れもいない。
そりゃ~当たり前だよなぁ~。
なんたって命あってのモノダネだからなっ。
この日、俺は遠回りをして会議の会場へと向かった。
さわらぬ神に祟りなしだからな。
ところで、昨日のカミナリも凄かったねぇ。
もう勘弁して! と叫びたいほどに鳴り響いた。
今年の4月は、強い風雨に悩まされる日々が続いている。
春らしい天気になって、陽気が良くなることを祈りつつ、
今日は防塵挺身隊だ。