その387 生きていればこそ!
いや、いや、一昨晩の嵐は凄かったねぇ。
カミナリと間欠泉の様な雨、煩くて眠れなかったよ。
我が阿見町では、竜巻注意報が出て雨戸を閉め切った。
いやはや、なんともおかしな天気である。
で、昨日は真夏のような陽気になった。
午前中の風は冷たかったが、
午後からは西の強風に変わって暑くなった。
これからは物が腐るのが早いよ。
湖岸に放置されている魚の死骸には、すぐに蝿が集って蛆が沸く。
周辺には腐敗臭が漂い、釣りをするのが憚れる
そんなことお構いなしにコイ釣りの人たちは釣れると放置して行く。
逃がしましょうよ・・・・・・と注意をすると、
悪い魚を退治しているんだ・・・・・・と返って来る。
悪い魚なんて居ないんだがなぁ・・・・・・。
話しにならないのでその場では引き下がり、
コイ釣りに人がいなくなったのを見計らって逃がしに行くが、
死に絶えてしまう魚が多い。
釣り上げてすぐに逃がしてあげれば、生き長らえるのになぁ・・・・・・。
水中で生きていれば、
魚たちは水中の毒素を彼等の内臓で無毒化してくれる。
人間が食べたものを内臓で無毒化するのと同様である。
毒水の酒も肝臓の働きで毒を中和してくれるだろ。
人間が水中に混入させている毒を、
魚たちが中和してくれているにもかかわらず、
それを殺すとは天に唾を吐くようなものだ。
全ては自分に降りかかって来るってことだな。
だから、魚たちは極力生かしたまま元の水に戻そう。
それが在来種でも外来種でも・・・・・・生きていればこそである。