その405 ブ~ンブ~ン・・・・・・蚊?
俺の釣り仲間の大方の意見であるが、
今年はユスリカが多いらしい。
なんたって、蚊柱が
あちこちで見られるてぇことだった。
そう言えば、一時期は見なかったなぁ・・・・・・蚊柱。
丁度、霞ヶ浦が白濁している頃だったな。
魚はいないし、アオコが出ない。
さらに極めつけはユスリカの大量発生がなかった。
ところが、ここ数年は蚊柱ができるほどにユスリカが発生してる。
霞ヶ浦の水が変わって来ているのだろうか?
そう言えば、藪蚊も多いなっ。
蚊取り線香を焚いているのだが、
そんなものお構いなしに飛んでくる。
よくクルクル回って落ちて行く蚊の絵がCMに使われていたが、
今ではほとんど見かけない。
てぇことは効かないのか?
立川談志の話に、危険薬物の使用が駄目になったら、
蚊取り線香で・・・・・・と言うのがあった。
蚊がクルクルと落ちてくるくらい効くんだから、
人間でも目を回すほどに効くんじゃないのか?
てぇことだったけれど、
少しも効きゃしなくて喉がいがらっぽくなっただけらしい。
やっぱり蚊取り線香じゃ無理なんだなぁ。
でもね、蚊取り線香は毎夏になると焚いている。
蚊取り線香の匂いを嗅ぐと夏気分になるからだ。
白いランニングシャツに半ズボン、麦わら帽子に延べ竿とバケツ、
緑の大地に青い空、白い入道雲に燃え盛る太陽・・・・・・嗚呼、夏だ。
今年の梅雨は長いらしいが、霞ヶ浦的には歓迎である。
長梅雨になると、大雨で水位が上昇する。
すると、常陸川水門を開けて排水が行われる。
或いは、各地のポンプが稼働してこれまた排水が・・・・・・。
つまり、霞ヶ浦の水が動くてぇことだ。
水を動かすことで、霞ヶ浦は大きく変化をするのである。