その411 ハンゲショウ
ハンゲショウは、半夏生と書き表す。
夏至から数えて10日前後の雑節をさし、
天から毒気が降るので養生しなさい・・・・・・と伝わっているそうだ。
丁度、梅雨の後期、ジメジメシトシトのピークであるな。
梅雨だけに、そんなこととは露知らずにいた。
知ったのは草の名前を調べているときだった。
ドクダミ科の植物で、その名も半夏生(ハンゲショウ)。
水辺に咲く植物である。
と言うよりもジメジメした場所が好きなようである。
ドクダミの仲間だからそう言った場所なんだな。
この植物の最大の特徴は、葉っぱが白いのだ。
上の写真を見る限りでは、
白い花が一斉に咲いているように見えるが、
白のはぜぇ~んぶ葉っぱである。
傍でよく見ると判るのだが、葉っぱも半分だけ白かったりする。
そして、遠くから見て花に見えるように、
茎の先に方にある葉だけが白いのである。
そんな葉の白さが手伝って、半化粧と表記されることもある。
まさに半分だけ化粧をしたって感じであるよ。
片白草と言う別名もあるんだ。
水辺の植物、いろいろ増えている。
ゴミ拾いが幸いしている・・・・・・と俺は一人そう思っている。
独断と偏見で良い。俺が思っているだけだから・・・・・・。