その446 初ハゼ
利根川にハゼ釣りに行った。
えっ、バス釣りじゃないの?
そう、バス釣りではなくマハゼ釣りだね。
その理由は、利根川や常陸川では、
確実にマハゼがバスの餌になっているってこと。
で、彼らの動きを知ることがバス釣り成功のカギになる!
てね。
霞ヶ浦や北浦にいるハゼ類は大きくても精々10cm程度だが、
マハゼは20cmを越えるようなツワモノがゴロゴロいるんだぜっ。
そんなサイズのマハゼを食っているバスは、必然的にデカイ!
そう考えてデカマハゼ釣りに行ったんだな。
デカハゼとデカバスは=になる……って、俺は読んでいるんだよ。
しかし、釣れたのは小さかったね。
10cmほどの小型ハゼだった。
でもね、延べ竿で底を小突いて誘いながらのハゼ釣りは、
何だか子ども時分に戻ったようで懐かしかったなぁ。
ガキの頃は東雲海岸で立ち込んでハゼ釣りをしたっけ。
俺が10才頃だったなぁ。
そんな当時を思い出した初ハゼ釣りだったよ。
そうそう、ハゼ釣りをしていたら、ニゴイベイビーが釣れたよ。
どこにでもいるんだねぇ。
でもね、これは貴重な在来種だ。
が、誰にも大事にされないのはどう言う訳だ?
沢山いる魚には見向きもせず、少ない魚ばかりが注目される。
まったく本当にバカバカしい。
どの魚も命は命なんだがなぁ……。