罵州雑言

罵州雑言

その490 視力低下!


 

 

爆弾低気圧・・・・・・台風みたいなもんで、

地上も水中も荒らし放題である。

そんな悪天候に見舞われることを、

バスたち水中の生き物は予め知っているのだろう。

それこそが生きるための能力、予知能力である。

 

九州地方に発達した低気圧が現れると、

霞ヶ浦の魚たちの活性が上がる。

それはバスに限ったことではなく、

魚たち全体に言えることである。

だから、天気図を見てそんな状況になると、

俺はロッド担いで釣りに行く。

 

 

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で、そう言う日に限って夕方はベタ凪である。

多少の風やさざ波が欲しい所ではあるが、

暮れなずんで行く状況を考えると、ベタ凪の方が好都合だ。

ルアーを見失わないで済むからね。

めっきり視力が衰えちまった。

悲しいぐらいの低下だ。

 

徐々に明るくなって行く朝の釣りはそれほど負担にはならないが、

徐々に暗くなって行く夕方の釣りは厳しいものがある。

 

 

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先日のスーパームーンの月明かりでは補えないくらいの視力低下に、

若い頃のナイトフィッシングが懐かしい。

確かに、20代や30代の時はそれほど辛い思いをしなかった。

が、50代、さらには60代になると、

目の大事さを思い知るようになる。

 

遠くを見つめて、緑を見つめて、目の筋肉を鍛えると良いよ。

なんてぇことを聞いてはいたけれど、

釣りをしているんだから大丈夫だよ・・・・・・とタカをくくっていた。

それがこの体たらくだ。

よる年波、そう思うしかない。

チト淋しいが、そう言うことだな。

 

 

 

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