その499 ありがとう!
昨日はルアーのテストで南水路まで遠征!
今の俺からすると、南水路ぐらいの距離でも遠征になるのだ。
なんたって片道に30分は掛かるからね。
往復で1時間はマジで遠征だ。
普段は15分ぐらいで到着する場所で釣りをしているからな。
その前の日に、小野川で釣りをしていたので、
水の悪い小野川を避けて南水路へ行ったってこともあるんだがね。
それにしても朝の南水路は気持ち良かったねぇ。
広陵とした霞ヶ浦平野の真っ只中での釣りだからね。
薄雲を抜けて差し込む太陽の光も美しかった。
その光に照らされた水面はとても幻想的だった。
こんな景色の中で釣りの出来る喜びに、ありがとう!
ビシッ、ビュ~ン、ボシャ・・・・・・キャストから着水までの
一連の動作が決まるとそれだけで嬉しくなる。
やっぱりルアーフィッシングは面白い。
一応ルアーのテストだから泳ぎを見てはいるが、
何とかバスを誘い出そうとルアーに動きをつけてしまう。
何とも欲張りな俺である。
ルアーの飛びと泳ぎと潜行能力と音を調べているのに、
ついつい出ないかなぁ・・・・・・と欲してしまう。
まったくもって釣り人は欲深である。
その証拠にテストに同行しているティムコのOは、
どんどんと水路を進んで行く。
釣りたいんだなぁ・・・・・・。
その時だった。
対岸の岸ギリギリに着水したルアーにガバッと出た。
ルアーが消えた。
すかさずガッツリと合わせた。
ノッタ!
強引にリールのハンドルを回した。
足下に来たバスを土手の上から一気に抜きあげた。
丁度こんな感じである。
これは空き缶だが、マジでバスが釣れたのである。
南水路に到着して間もない時間である。
こいつは幸先がいいやっ。
てなことで、真剣釣りモードに入ってしまった。
おっとっとっ、今日はルアーのテストだった。
で、思いなおしてキャスト&リトリーブや、
ロードワークによるルアーの動きなどを考察した。
その最中、足下に見つけた淡麗の空き缶を釣り上げたのが、
上記写真である。
決して、バスが空き缶に化けたのではなく、
バスの証拠写真は別にあるんだよ。
大きくはないが、嬉しい一尾であったことは間違いない。
釣れたバスに感謝しつつ、足元の浮き芝の切れ目に放流した。
誰に遠慮することなくバスの放流ができる喜びに、ありがとう!