その523 水生植物を増やす!
雨、降ったねぇ。
13日の金曜日からだからほぼ三日に渡って降った勘定だ。
寒い雨ではなかったのが幸いだったが、
13日の盗難事件を考えると、涙雨だったなぁ。
で、昨日は森谷と二人で植物を植えに行った。
植えると言っても、殖芽を水路に流しただけだったがね。
雨後だったので、足下が不安定で往生したなぁ
それでも午前中だけで、バケツに三杯の殖芽を植えることが出来た。
午後からはバケツ二杯を植えた。
水路の水温は16℃あったので、
11月中に根付いてくれると良いなぁ・・・・・・と思った。
この日、ガガブタの殖芽はトータルで500個以上を植えたが、
このうちの何株が生き延びて繁茂してくれるだろうか?
大いに疑問であったが、
何もしないよりは何か行動を起こして行くべきである。
それにしても霞ヶ浦の水植物は減ったねぇ。
湖水に農薬が多く含まれた田圃水が流れ込むことや、
ソウギョによる食害も否めない。
が、一番は透明度の減少であろう。
霞ヶ浦の様な浅い湖沼では、
強い風波による影響で湖底の懸濁物が巻き上がり、
濁りを発生させるのである。
これが透明度減少の大きな要因になっている。
また、流入河川や排水機場から流れ込む水が、
濁りの原因になっている場合もある。
水生植物が増えることで、濁りが減少し透明度が増すのだが、
どちらを先に・・・・・・と問われると、難しい問題である。
先ず行うべきは、風による波を抑える工夫だね。
その点で言うと、石積み消波堤は希望が持てる。
実際に石積み消波堤によって守られている湖岸線が、
幾つも誕生しているのである。
そんな場所には植物も多く茂り始めている。