罵州雑言

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その529 人から学ぶ


 

 

この連休でW.B.S.クラシックが消化され、

トーナメントスケジュールの全てが終了した。

初日の6キロ越えと言い、二日目の6キロ越えと言い、

想像以上のハイウェイトの勝負だった。

 

優勝の栄冠を手にした蛯原英夫の称賛はもとより、

2位に甘んじてしまったが大藪厳太郎にも大きな拍手を送りたい。

彼らの活躍で、霞ヶ浦のバスフィッシングの面白さや困難さ、

苦労や努力による栄冠の獲得を

後世に伝わるような手段を関係各位には講じて欲しい。

 

二日目、俺はパーティーの準備で、

会場に足を運ぶことはできなかったが、

動画で見ていたよ。

蛯原の優勝の瞬間も見ることが出来た。

本当に便利な世の中になったもんだ。

画面を見ながら、MCの喋くりの長いのにイラついてはいたがね。

 

こんな面白いガチンコ勝負が間近に見られるのだから、

より多くの人がウェイインショーを見に来てくれると嬉しいのだが、

釣り人の多くは他人の釣果よりも自分の釣果が大事で、

会場に足を運ぶ人はまだまだ少ない。

W.B.S.がスタートして25年も経過したと言うのに・・・・・・。

 

他人の釣りを学ぶ・・・・・・ってことは上達への近道である。

釣りの技術の上達を望むなら、

柔軟な考えを持って他人から学ぶことだな。

俺は不幸せなことに日本では学ぶ人がいなかった。

アメリカの文献が唯一無二の先生だった。

そんな闇の時代から考えると、今は幸せである。

 

現在のバスフィッシングは、様々なメディアで学ぶことが出来るし、

トーナメント会場に足を運ぶことで、

生の情報を瞬時に手に入れることが出来る。

そして、その足ですぐに実践できることが素晴らしい。

 

 

529weightinstage

 

と言うことで、今年バストーナメントの結果を見逃した人は、

来年は是非トーナメント会場に足を運んで、

生の最新情報に触れて欲しい。

それが上達への近道である。

 

 

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