その593 第68回防塵挺身隊in蓮河原
先日の防塵挺身隊は、土浦市を流れる桜川河口部の蓮河原に出動した。
総勢23名の参加者は、国土交通省霞ヶ浦河川事務所土浦出張所前から
蓮河原船溜までの湖岸線清掃を行った。
築堤の天端から見る限りでは、
それほど多くのゴミは見受けられなかったので、
今回は流木の撤去だな・・・とタカをくくっていた。
が、その目論見は見事に外れ、水辺に降り立つと、
ゴミは四方八方に漂着していたり、投棄されていたりした。
また、流木の量も半端じゃなく、
石済み堤防の上に流れ着いた流木から
湖岸に打ち寄せられているものまでを回収すると、
な、な、なんと! 軽トラック3台で、
それぞれが5往復をするほどの量であった。
それほどの量を運び込んでも回収しきれていない。
霞ヶ浦の有機ゴミは一体どれほどの量になるのだろう?
「イタチごっこ」などと、また笑われるかもしれないが、
少しでも回収できれば、水中にあってゴミになるよりはズーッと良い。
ゴミを増やすことよりもゴミを減らすことが肝心だ。
漂着する流木だって竹の棒だって、
人間生活による何らかの影響を受けて排出されているんだから。
それにしても凄い量だった。
これほど本気で流木の回収を行ったのは久し振りのことだった。
う~ん、久し振りに達成感だ。
前回の島津でもゴミを残して引き揚げざるを得なかったが、
今回は納得だ。
来る春、魚たちの産卵の前にゴミの撤去が行えたことは喜ばしい。
よしっ、来月も頑張ろう!
元気な魚が霞ヶ浦で育つように!!