その603 春の霞の楽しみ方
霞ヶ浦が穏やかな日、足の向くまま気の向くままに、
湖岸の散策をして見ると思わぬ発見がある。
もちろん、ロッドは携えていいよっ!
但し、水ばかりを見るのではなく、足下を見つつの散策だ。
霞ヶ浦の湖岸には様々なものが流れ着いている。
それが今の時期なら目視できるよ。
なんたって透明度が上がっているからね。
点々と白いものが見えるが、あれは全てが貝殻である。
マシジミやイシガイ、カワヒバリガイなどである。
そんな貝殻に混じって海の貝も見つかる。
アカガイやカキだね。
大型のマキガイも見つかるが、小型のものは無数にある。
カワニナだろうね。
時々とんでもない物が見つかる。
大昔の土器だね。
俺も縄文式土器を大室の湖岸線で見つけたよ。
その土器、今は事務所の水槽の中で眠っている。
先日も見つけたのだが、最近のものだったね。
茶碗か、ドンブリか、皿の欠片だな。
水中に裏返ってあった時は「おおっ!」と思ったが、嗚呼残念!
そう、そう、一つの土嚢でルアー15個回収もこの時だった。
スピナーベイトを加えると30個近くはあったろうね。
春の霞ヶ浦のバスフィッシング、
歩いて探る釣りなのでこんな楽しみ方もできる。
水位の高い今のうちは相当に楽しめるよ。
ニーブーツをお忘れなく!