●名作シリーズ 2
私の友人が先日、琵琶湖を通過したそうです。
そして「八橋帰帆島」というところを通りがかりました。
例のディープホールを掘った土でできた島です。
でも友人はその島の存在を知らなかったそうです。
道路標識の「八橋帰帆島」をどう読んでいいのかも知りませんでした。
読み方が分からなかった友人はとても気になって島の中の売店に立ち寄りました。
ちょうどトイレで用を足したかったこともありました。
ちなみに、ネタをバラしますと、
正しい読み方は
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「やばせきはんとう」です。
島の名前を知りたかった友人は売店のオバチャンに聞きました。
「あの、僕がいま、いるところはどこですか?」
「は?」
売店のオバチャンも最初は質問の意味が分からなかったようです。
「いや、いま僕がいるところの名前を知りたいんです」
友人が何を知りたいのかやっと分かったオバチャンは答えようとしました。
友人はそれをさえぎり、
「あ、長いからゆっくり言ってね」
と頼みました。
オバチャンは頷いて、ゆっくりと友人に教えました。
「あなたがいまいるところはね、
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ば・い・て・ん」