●2,039円
ある日の出来事。
私はクルマで片側一車線の道の交差点で信号待ちをしていました。
左に曲がろうとしていました。
やがて信号が青になりました。
私は左折しようとしました。
すると向こう側から若い男女が横断歩道を歩いてきました。
私は当然、彼らが渡り終えるのを待ちました。
しかし彼らは異様にチンタラ歩いていました。
イチャついていました。
だから私は進めません。
私の後ろにも左折希望のクルマがいました。
片側一車線なので、もっと後ろに並んでいる直進車も待つしかありません。
若い男女が横断歩道を渡り終えた頃には、
信号は黄色になっていました。
結局、進めたのは私だけでした。
結果的に私が通って来た道は大渋滞になっていました。
こういう時、若い男女はなぜ速やかに横断歩道を渡ろうとしないのか、
私には理解できません。
何台もクルマが待っているのを知っているハズなのに。
走れとはいいませんよ。
サクサク歩けばいいんです。
なんでそれが出来ないのか。
昔の日本人はこういう時、
速やかに歩いて、丁寧な人はクルマの前でペコリと頭を下げたものです。
そうされればこっちも悪い気がしません。
「どぞ、ごゆっくり」となるわけです。
ゴルフでも後続組を待たせて平気なパーティも増えました。
なんだかなーって感じです。
話しは変わって、ソーシャルディスタンスが定着している日本。
スーパーのレジに並んでいる人たちも間隔を空けて待っています。
そんな場面に出くわしたある日の私。
合計2,039円です、といわれた私の前の初老の女性が
まず5,000円札を出しました。
そしてガマ口の中の小銭を探っています。
39円を探しているのでしょう。
そうすればお釣りは3,000円ピッタリになります。
しかし、しかしです。
女性は実に悠長にガマ口の中の小銭をあさっています。
待っている私らはイライラしてしまいます。
そんなに時間をかけてまで小銭を整理したいのかい!
2,961円オツリをもらえばいいじゃないですか?
小銭がなくなればまたどこかで増えちゃうわけですよ。
そしてスーパーなんか、小銭を潤沢に用意しているわけですよ。
結局その女性は39円が見つからず、
2,961円オツリをもらっていました。
私らを待たせた挙句の果てです。
こういう人が増えましたね。
5,100円渡して3,061円のオツリをもらうとか
5,050円渡して3,011円オツリをもらうなどの手もありますが、
そんなことよりクレジットにしろっての。