2017年グランドチャンピオンシップトーナメント
10月15日 第6戦
9月17日に開催予定だったグラチャン第5戦が台風により中止となったため、事実上第5戦となった今シーズン最終戦。
当日の10月15日はあいにくの雨模様だったが、事前申し込みだけで70名を超え、当日参加者も含めると80名の参加者が、会場の土浦新港に集まった。
また、今シーズン2度目のゲストとして、川村光大郎氏が参加してくれたことも、大きな注目を集めた。
受付ごろはどんよりとしたくもりだったが、スタートする頃には冷たい雨が降ったりやんだり。時間が経過するごとに雨足は強まっていった。
急激な冷たい雨は、バスの活性にも当然影響を与え、多くの参加者には我慢の釣りが強いられる形となったようだ。
そんな中、10時53分に855gを持ち込んだのは、石塚永晃さん。
石塚さんは、会場の左側後方にある台船付近を攻略したとのこと。
「台船のタイヤにエビがおり、それを手がかりに最初は中層をバックスライドワーム、スモラバの中層シェイクで攻めたのですが、反応がなかったためボトムでのネコリグに変えたところ食ってきました」
誘い方は、スナッグレスネコリグでボトムをシェイクしながら引いてくるというもの。
ルアーはボトムアップの部レーバー5インチで、カラーはダークシナモンブルー&ペッパー。
リグは1.8gのネイルシンカーを挿入したスナッグレスネコリグ。
その攻略法で、855gのナイスフィッシュをウエイインした。
また、ジュニアの部では760gをウエイインした會澤翔平さんが第5戦ジュニアのウィナーとなった。
当日のランキングは以下のとおりです。
1 | 石塚 永晃 | イシヅカ ヒサアキ | シニア | 855 |
2 | 會澤 翔平 | アイザワ ショウヘイ | ジュニア | 760 |
3 | 渡井 信吾 | ワタライ シンゴ | シニア | 555 |
4 | ウチダヒロユキ | ウチダヒロユキ | シニア | 490 |
5 | 山下 直紀 | ヤマシタ ナオキ | シニア | 235 |
6 | 町田佑斗 | マチタユウト | ジュニア | 145 |
7 | 柿澤 幸雄 | カキザワ ユキオ | シニア | 140 |
8 | 鬼澤真輝 | オニザワマサキ | シニア | 90 |
また、最終戦は年間チャンピオンの行方も、年間を通して参加している皆さんには気になるところ。
グラチャンは1大会につき、1人3匹までウエイインできるシステムです。
持ち込まれた魚全ての重量を、年間ランキングに反映。参加者の年間ウエイイン総重量で、年間チャンピオンの座が決まります。
第2戦に960g、535g、1640g、第3戦に1200g、第5戦に140gをウエイインし、トータル4475gをウエイインした柿澤幸雄さんが、2017年グラチャン・シニアの部の年間チャンピオンの座に輝きました。
ジュニアの部では、第2戦に1525gというビッグフィッシュを持ち込んだ、大久保仁尊さんがこの一匹の重量で逃げ切り、ジュニアの部の年間チャンピオンに。
おふたりには、WBSのマークと名前が刻印された記念ロッドが贈られました。
■年間ランキング シニアの部
1 | 柿澤幸雄 | カキザワユキオ | 4475 | |
2 | 塩津政美 | シオツマサヨシ | 4080 | |
3 | 須川英一 | スガワ エイイチ | 3590 | |
4 | 渡井信吾 | ワタライシンゴ | 3125 | |
5 | 浅沼敦史 | アサヌマアツシ | 2875 | |
6 | 喜多川浩行 | キタガワヒロユキ | 2850 | |
7 | 石塚永晃 | イシヅカヒサアキ | 2330 | |
8 | 栗原寛登 | クリハラヒロト | 2030 | |
9 | 脇田寧 | ワキタヤスシ | 2025 | |
10 | 若杉正友 | ワカスギマサトモ | 1880 | |
11 | 平野聡 | ヒラノサトシ | 1565 | |
12 | 三輪具弘 | ミワトモヒロ | 1495 | |
13 | 岡田昭彦 | オカダアキヒコ | 1475 | |
14 | 岸博之 | キシヒロユキ | 1390 | |
15 | 山下直紀 | ヤマシタナオキ | 1355 | |
16 | 横島幸男 | ヨコシマユキオ | 1345 | |
17 | 川村光大郎 | カワムラコウタロウ | 1335 | |
18 | 冨田歩 | トミタワタル | 1310 | |
19 | 富島信孝 | トミシマノブタカ | 1005 | |
20 | 荒賀裕紀 | アラガユウキ | 950 |
■年間ランキング ジュニアの部
1 | 大久保仁尊 | オオクボヒロタカ | 1525 |
2 | 濱中稜介 | ハマナカリョウスケ | 830 |
3 | 来栖瑞貴 | クルスミズキ | 780 |
4 | 加藤栄翔 | カトウエイショウ | 775 |
5 | 會澤翔平 | アイザワショウヘイ | 760 |
6 | 町田佑斗 | マチタユウト | 580 |
グラチャン2017年シーズンは、4月23日に開催された第2戦こそたくさんのバスが持ち込まれ賑わいましたが、全体的には非常に厳しい印象でした。
今シーズンは、たくさんのアングラーが参加していただき、ありがとうございました。
2018年シーズンは、さらに盛り上がるイベント企画を考え中です。
来シーズンも、土浦新港で会いましょう!!