2017W.B.S.グラチャン第1戦レポート


■2017年3月19日 WBSグラチャン第一戦レポート

新生WBSのプロチームトーナメントが開催された3月19日(日)、
土浦市川口の土浦新港内にて、グラチャンの第一戦が開催された。

今期からの新しい試みとして、
プレミアムメンバー(1000円)のスタンプカードを発行し、
スタンプが3つたまると記念品がゲットできるスタイルを導入した。

この方法によって参加者が増えれば、
メーカー数社が新港内でのブース開設を約束してくれているからである。
そう、今まで以上にバストーナメントにお祭り的要素が高まるのである。
そんな試みに賛同してくれて、この日土浦新港に集まった皆さんは、
な、な、なんと52名であった。
で、このうちの41名がプレミアムメンバーになってくれた。
感謝、感謝である。
さぁ、前置きはこの辺にして、では当日の状況をかいつまんで紹介しよう。

春とはいえ、朝夕は震えるほどの寒さである。
しかし、グラチャンがスタートする7時頃には、
トレーナー一枚で居られるほどの陽気になった。
やはり太陽の力は偉大である。

しかし、太陽の力をもってしても、
土浦新港のバスたちの活性は今一で、
霞ヶ浦の女神もその微笑みを消し去ってしまったようである。

そんな沈黙の中、本部席の左手から雄叫びが上がった。
どうやらバスが釣れたようである。

今回からバスを守るために、
釣り上げたバスは水を入れたウェイインバッグに入れて、
ウェイインサイトまで持ち込むルールを採用した。
参加者の皆さんには、ひと手間余分にかけてしまうのだが、
バスは限りある資源…てぇことを考えると、
これもバスを守る一つの方法なのである
俺たちバスアングラーが守らないで、だれがバスを守るんだ!
と言うことで、参加者にはひと手間余分な作業を義務付けてしまうが、
厳守していただきたい…バスを守るためにも。

さて、水の入ったバッグをエッサホイサッと持ち込んだのは、
エントリーナンバー35、千葉康成さんであった。
ウェイトは、なかなかのナイスフィッシュで850g!
今日は期待できるかな? の予感が…。
しかし、その後は待てど暮らせど何処からも雄叫びは上がらなかった。
11時の終了時間が迫って来たが、ウンもスンもない。
このままで終わるのか~…ふぅ、終わってしまった。

今回からウェイインサイトが新しくなったので、
グラチャンの表彰式はプロ選手の表彰式の前に行うようにした。
それは、プロ選手とグラチャンの参加者の融合、親睦、交流だね。
どちらもWBSのメンバーであるのに、今までは別の組織になっていた。
グラチャンに川村光大郎や折金一樹が出場していたころは、
プロ&ユース・トーナメントなど、交流があったのだね。
子どもが少ない時代なので、以前のようなプロ&ユースの開催は難しいが、
プロ&アマの開催などを企画して行こうかと思っている。

で、真っ新のウェイインステージに登壇したのは、
グラチャンの優勝者・千葉康成さんだ。
優勝の賞品はジャッカルのロッド・ネロである。
その他がノーフィッシュだったので、
残った賞品は抽選会で参加者に配布した。
でもね、ジュニアの部のロッド1本と2位の賞品2個は残してあるんだよ。
それはね、最終戦までこれらの賞品は持ち越しするのである。
この持ち越し方法は今後のグラチャンでも継続され、
最終戦で年間上位者に賞品として配分するのである。

だから、年間で上位に入る努力をグラチャン選手全員にして欲しいのだ。
WBSのプロ選手も年間優勝を目指して頑張っている。
両者の戦う土俵は異なるが、グラチャンの選手諸君にも、
年間を目指した戦い方や釣り方を展開して欲しいのだね。

目指せ、年間チャンピオン!

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