4月24日(日)、新利根川・松屋ボートを会場に
WBS/JLBA ペアオープントーナメントが開催されました。
今年で3回目を迎えるこの大会。
レンタルボートを使用し、動力はエレキのみという
レギュレーションで行われるため
気軽にチームトーナメントの楽しさを味わえる
内容となっている。
今回は、32チームが参戦。
キーパー25cm以上、3匹の総ウエイトで争われる。
大会前日は初夏のような天候だったが
その夜半から雨が降りはじめ
大会当日は夜明け前から激しい雨と風に見舞われた。
新利根川の前日の水温は20℃を超えており
50アップの釣果も上がっていたが
果たして前日とはうって変わった厳しい状況の中
各チームがどのようなウエイトを持ち込むのか
注目が集まった。
あまりの寒さに、休憩を取るチームや
早上がりをするチームもあったが、
無事大会は終了。ステージには続々と魚が検量された。
全体的な状況としては、アシの際やアシ奥という
シャローカバーを狙ったチームが結果を出した。
また、エレキのみという条件を逆手に
あまり大幅な移動はせず、橋と橋の間のストレッチに
重点を置き、根気よく狙い通したチームが
上位となった。
総合3位 大滝大輔・関 良太チーム
3匹・2950g
大会前週の月曜日にプラに入ったが、そのときはあまり釣果に恵まれず。
そのときに唯一バイトを得たネコリグを、大会当日も実践した。
ネコリグのアクションは、落としながらシェイクしてボトムについたら置いておく方法。
使用したワームは、O.S.Pのドライブクローラー。
0.9gのネイルシンカーのネコリグだ。
朝イチの段階で松屋ボートの前から下流の水門までの間でバスを手にした。
キャッチしたバスの本数は13本とのこと。
総合2位 磯野隆博・保立拓真チーム
3匹・3020g Big Fish 1740g
当初は一日ネコリグで攻める予定だったが、朝からの爆風でプランを変更しテキサスリグで攻略。松屋ボートから上流へ1本目の橋から次の橋までの区間を往復して狙った。
使用したワームは、エンジンのフォールクロー。
5gテキサスだった。
二人で計6本。1本800gぐらいのサイズをパートナーがキャッチしたが、魚が弱ってしまったため、苦渋の決断でリリースしたとのこと。
磯野さんは、自分の思ったとおりに展開できたので、楽しかったとコメントした。
総合優勝 立花孝一・斎藤正吏チーム
3匹・3280g
この大会の前にあった釣具店の大会では、中流域で結果が出ていたため主に狙ったのは中流域。
立花さんはバックで、3.5gのテキサスを使用。
斎藤さんがフロントで、スワンプJr の1.3gのネコリグで攻めた。
ネコリグで撃てないようなカバーをテキサスで撃ってもらうという作戦。
10何本掛けたが、食いが浅かったようでかなりバレたとのこと。
春の魚をうまく釣っていった方が上位になったのかな、という感じですと語った。
さて、この大会はJLBAという名前が入っているとおり、女性がいるチームも表彰される。今大会では、女性のみのチームが1チーム。そして、女性と男性ペアのチームが5チームエントリーしてくれました。
女性がいるチームは、総合ランキングの中で上位3チームが表彰されます。
女性部門の優勝は、総合ランキングで4位となった
真中一浩・真中沙織チーム
3匹・2930g
松屋ボートの前から、下流の水門までの間をひたすら往復して狙った真中ペア。
朝から粘るものの、なかなか1匹が釣れない。
大会終了間際に、パートナーの沙織さんにノンキーが釣れ、大会の終わりが見えてきたころにラッシュが起こり、最後の1往復で手にしたとのこと。
使用したワームは、ノリーズのスイムエスケープツイン。
7gのテキサスリグだった。アシなどを中心に撃ち、全部で4本をキャッチ。
デカイ魚がはじめて揃った記念の大会になりました、と真中一浩はコメントした。
32チーム中、10チームがノーフィッシュでしたが、全体的に見れば
厳しい条件の中でも、参加者の多くが結果を残す大会となりました。
チームに女性がいると、総合ランキングで3位となった場合、その上に女性のチームがいないと女性部門では優勝というダブル受賞できるお得な大会がこのオープンペアトーナメントの特徴です。
レンタルで気軽にボートの釣りを、もっと多くの人に体験してほしい。
(特に女性に!)
という願いを込めて、大会を運営しております。
来年はもっとたくさんのチームの参戦をお待ちしております!
優勝チームのインタビュー動画
準優勝チームのインタビュー動画