2016年最初のJ.L.B.A.ボート戦
リミットメイクを果たした
佐藤真理・水村真由美チームが優勝
女性だけのバストーナメントJ.L.B.A.の第3戦が、海の日の前日となる7月17日(日)に、土浦のマルトボートを拠点に開催されました。
まだ梅雨前線が停滞し続ける日本列島。
どんよりとした、いまにも雨が降ってきそうな空の下、集まった4チームはそれぞれの考えを持って霞ヶ浦を攻略した。
3匹1100gで4位となった森田・宮崎チーム
マルト前からスタートし、田村のシャロー、ジャカゴを狙ってまず森田選手が2本を手にした。
その後、他のチームはみな桜川へ入っていることを踏まえて、花室川を選択。
パートナーの宮崎選手が、ここで1本キャッチした。
森田選手は、シンセンコーのショットワッキーとダウンショットをメインに使用。
宮崎選手は、カハラのウェービークローラーの0.5gジグヘッドワッキー。
3位となったのは、三村・小野チーム
3匹をウエイインし、1230gだった。
数日前から降った雨により、増水していた霞ヶ浦。
水位が上昇していることに期待して、まず石田へ向かった同チーム。
ドックの壁でアタリを感じた三村選手が、パートナーの小野選手にフォローを求めてまず1匹をキャッチ。
ドックからシャローを攻めるも、何事もなく時間が過ぎていくため、マルトのジャカゴへ寄ってから、桜川へ入ることにした。
同チームは、ギルのようなアタリの後にしばらく待つと乗って掛けられると感じて、かなりスローな釣りを展開。
三村選手はテキサスから5gダウンショット、そしてネコリグで。
小野選手はベクタージグ1.8g+ウォブリングの組み合わせのスモラバで。そしてウェーバーシュリンプのバックスライドをメインに使用した。
マルトの前で1本、桜川の中流域で1本を追加するも、それで終了した。
2位となったのは、塩谷・後藤チーム
朝イチ、マルトの脇からはじめた同チームだが、その後すぐに本命の桜川へ入った。メインにしたのは、柴沼醤油から常磐道の間。
パートナーの後藤選手は、今大会でベイトを使うことも課題としていたため、リグっていたビッグバドをしばらく投げていた。一度出るも乗せきれなかったため、ダウンショットメインに変更した。
後藤選手が1本目となる800gをキャッチ。
塩谷選手もパルスワームを使用した軽めのダウンショットでキャッチ。
その後、1040gを2.5gのダウンショットで後藤選手がキャッチした。
塩谷・後藤チームは、ビッグフィッシュ賞も獲得した。
優勝は、唯一リミットメイクを果たした佐藤・水村チーム
本湖勝負をすることの多い佐藤選手は、今回桜川のみの的を絞った。
佐藤選手はチャターやクランク、ポッパーなどを使用し、水村選手はライトリグを使うという、チームトーナメントならではの役割分担を決めて攻略。
水村選手は、ドライブクロー4インチの7gテキサスリグでアシの手前、沈み物がある場所を重点的に狙い着実にバスをキャッチしていった。
河口から釣りあがっていき、中流域、常磐の下あたりまで攻略し、佐藤選手がリミットメイクとなる5匹目をHPシャッドテールのダウンショットで手にした。
1kgのビッグフィッシュをキャッチしたのは水村選手。
Win 佐藤・水村チーム タックルデータ
●佐藤真理選手 Tackle Data
Tackle①
Rod:DAIWA STEEZ 681MMHFB-SV ブラックジャック
Reel:DAIWA PX68L
Line:DAIWA フィネスブレイブ7LB
Lure:HPシャッドテール3.1
Rig:ヘビダン
Tackle②
Rod:DAIWA BL661MRB
Reel:DAIWA アルファスSV
Line:DAIWA モンスターブレイブ12LB
Lure:O.S.P.ブレードジグ3/8
●水村真由美選手 Tackle Data
Tackle①
Rod:TVC-610MH SMlTH LTD
Reel:スティーズ103
Lure:ドライブクロー4インチ(グリパン)
Rig:テキサス
Tackle②
Rod: BLACK LABEL SSS641LXS
Reel:AEGlS
Lure:HPシャッドテール
Rig:ダウンショット