■その030 水を守る……国を守る
日本の自然は失われて行く一方だ。 環境、環境と叫ぶ割に、実体の伴わない連中が多いからなっ。 その対極にあるのがアメリカだと思う。 アメリカの全てが良いわけではないが、 自然への取り組みは大きなプロジェクトになって、 国家や州が動いている。
そして、何よりも釣り人やハンターなど、 自然のフィールドの最前線で楽しみを共有する人たちの 意見を聞く耳を持っていることが素晴らしい。 自然と人間の暮らしが共生しているのだ。
ある湖が工場廃液で死滅しそうになると、 工場を移転させてその湖の水を入れ替えるような施策を 堂々と行ったのである。 もちろん、長い年月をかけるのだがね。 で、十数年が経過した湖では楽しく釣りが出来るようになったのである。
霞ヶ浦の水質浄化にもそんな抜本的な施策が大切である。 新しい水を引き入れて汚い水を排出する…… こうでもしない限り霞ヶ浦の浄化なんて進まないと思う。 だがね、無策に水を排出するのは愚の骨頂である。 巨大な濾過装置を作ってだね、排水するのである。
濾過装置の設置場所? 俺的には掘割川がいいな。 鹿島港に霞ヶ浦の水の濾過装置を作り、 掘割川経由で海へと排水するのである。 鹿島港だものこのプロジェクトは、 S金属と力を合わせると良いんじゃないかな。
国を守るために、いま何をするか? 俺は水を守ることが大事だと思うんだな。 人間は真水さえあれば暫くは生きながらえるのだから……。 と言うことで、本日は霞ヶ浦導水事業の意見陳述に行って来る。 俺の思いの丈を話して来るよ!
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