赤羽修弥 プレスアングラーレポート 木内武雄
.JPG)
昨年より約2週間早い開催となったW.B.S.プロクラシック16。
暖かい、いわゆる「釣り日和」を期待していたが、
開催前日より雨! しかも台風が接近中という大荒れの予報!
『去年もそんなんだったよな〜?』って、
これもW.B.S.クラシックのお約束???!
今回同船させていただいたのは、
先週のBasserオールスタークラシックに引き続いて出場の赤羽修弥選手。
常に上位に食い込む安定した成績は、さすがトッププロ。
昨年のBasserオールスタークラシックでは見事3位入賞と、
霞ヶ浦を知り尽くした赤羽選手が
どのような釣りを展開していくのか非常に楽しみであった。
1日目、21番フライトでスタートした赤羽選手は、
すぐにステアリングを右へ切り桜川へ。
先行して何艇も上流へ上っていく中、
まずは河口付近の送水管廻りをパワーホッグのヘビダンでチェック。
昨日からの雨で水温は落ち、
流れも出ているが濁りはそうでもなく期待が持てた。
釣り始めて約20分後に初バイト!
6:40ファーストフィッシュをキャッチ!
.JPG)
その10分後にもほぼ同じ場所でバイトがあり、
リールが巻けないトラブルがあったもののナイスキーパーをキャッチ!
流れは少し強いけど水は悪くなさそうな為、
少し上流へ移動。レイダウン周辺でクランクベイト、
ヘビダンとローテーションしていきヘビダンで3本目をキャッチ!
『今日は冴えてる!』『オールスターの時と同じパターンだね。』と赤羽選手!
さらに上流へ行くが徐々に水が悪くなってきたので折り返し、
朝一入った送水管廻りへ移動。
数投するがバイトが無いため移動。
沖宿の木ジャカゴをテキサスリグorヘビダンで、
ドック廻りをクランクベイトでチェックするがノーバイト。
出島のテトラへ移動しクランクベイトを投げ続け
10:20にナイスキーパーをキャッチ!
.JPG)
同じストレッチを何度か流した後、
玉造のドック周辺→麻生のシャローへと移動し、
葦際をカバークローのノーシンカーで攻め
12:00ジャストにリミットメイク達成。
3,250gで初日5位!
トップとの差590gと好位置に付けた。
1日中雨であった為、防寒防水ウエアを着ていたにもかかわらず
全身ビチョ濡れ!
それと試合中の移動の際に少しの移動だからと
面倒くさがってゴーグルをしなかった私は、
頬打つ雨がこんなに痛いものだと初めて知った。
今後プレスアングラーに応募される皆さんに一言、
雨の日は「高性能レインウエアとゴーグルは絶対忘れずに!」
痛い目見ますよ!(笑)
初日終了後、徐々に風が強まり、
クラシックパーティーの始まる頃には暴風雨となっていた。
パーティーでは、おいしい食事と関口さんの爆笑司会、
それに吉田幸二さんが選手一人一人と交わす激励(爆笑!)トーク、
スポンサー様の挨拶などなど・・・
台風がきていることを忘れてしまうくらい楽しいひとときだった。
2日目、昨日とは打って変わって穏やかな朝焼けの中スタートとなった。
3番フライトで昨日同様桜川へ直行!
昨夜に通過した台風の影響によりすごい濁りと流れの為、
早々に見切りをつけ桜川を後にした。
水のいい場所を求めて近場をランガンするがノーバイト。
昨日5尾目を釣った麻生のシャローへ移動。
.JPG)
『ファットイカで3本獲るよ!』
『イカ劇場の始まり〜!』と陽気に葦際へフリップ♪
すぐにナイスキーパーをキャッチ!
その後20分後に葦と鉄杭の絡むスポットでヒットするがフックオフ・・・。
「このままいけばすぐにリミット揃うかも」と期待を胸に膨らませた。
1尾バラシた後、長い沈黙が続き・・・約1時間後にようやく2尾目をゲット!
『イカで2本目! やっときたよ〜!』あと1尾で予定通りであったが、
一旦スポットを休める事にして玉造へ移動。
.JPG)
ここでも同じく葦際を攻めるが『水が良くないな〜』。
かなり濁りが入っており『釣れる気がしない・・・』。
『BIG狙いに行くか〜!』と霞ヶ浦大橋を越え、
柏崎付近の杭へ移動。
テキサスリグをキャストし続けるがノーバイト。
再び水の良かった麻生の葦へ。
絶対の自信を持っていた桜川が昨夜の台風により激変してしまい、
一度は見失いかけたが「水のいいシャロー」、
そして晴天による「シェード」がキーとなり、
10:30カバークローで3尾目をゲット!
その後約1時間ほど同じストレッチを攻めるが異常なしであった。
.JPG)
『桜川どうかな〜?』と、かなり気になるらしく桜川へボートを進めた。
・・・が、しかし、河口付近は朝と同じくすごい濁りと流れであったため断念。
近場をランガンしたが異常なく赤羽選手のクラシックは終了した。
.JPG)
選手としては2日間まったく違う状況での厳しい勝負になったと思うが、
選手が状況の変化にどのように対処し魚を獲っていくか、
観る側にとっては最高のシチュエーションであった。
.JPG)
2日間、赤羽選手と同船し、トーナメントの楽しさや厳しさを体感でき、
非常に充実した2日間であった。
緊張していた私に、いろいろ話をしていただきありがとうございました。
来年もクラシック目指し、さらなる活躍を期待しております。
そしてW.B.Sスタッフの皆様、お疲れ様でした。
また来年もよろしくお願いします。
プレスアングラー 木内武雄
|