クラシック23_高橋 亨選手プレスレポート


WBSプロクラシッ23プレスアングラーレポート
高橋 亨選手

2014 W.B.Sプロクラシック23が、土浦新港で開催された。

今回プレスとして同船させていただくことになったのは、高橋 亨プロ。
Aプロデビュー年にして初クラシック出場を果たした、脂がノリにノっている選手である。
私と同い年のプロが、どのような釣りを展開するのかも興味があり、同船を希望させていただいた。

■初日

スタートは1stフライト。高橋プロの気迫が伝わるのか、プレスの自分も胸が高鳴る。
東よりの風を切り裂いて、下流域へ向かった。

東岸消波ブロック帯に到着後、際にシャッドをキャストし、杭を絡めて探っていく。
第5戦からのパターンだが、ポテンシャルが下降気味なのが気がかりである。

だが、そんな不安を吹き飛ばすような、バイト!
待望のファーストフィッシュをキャッチし、ガッチリ握手!

6:33
takahashi_写真①
その後同様にシャッドとネコリグで探るが、反応はなく移動。
東岸のリップラップを流しつつ、鉄杭とステ網が複合するエリアに到着。
パワーポールを降ろして、丁寧に時間をかけて直リグで探るが、ギルらしいバイトのみ。
プラで好感触を得ていたので残念。

次は、北利根のブレイクとハードボトムが絡むエリア。
風がやや強めに当たっているが、魚探のベイトの反応やときおりボイルもあり、魚っ気はムンムン。
到着早々にシャッドで2本目
8:51
takahashi_写真②

再びシャッドに3本目!
9:13
takahashi_写真③

わずか20分の間に2連発! 完全に時合いをものにした。
北利根別エリアに移動。
前エリア同様、魚探のベイトの反応はすこぶるよかったが、バイトは得られなかった。
2連発したエリアに再度入り直したが、反応は無く移動。
朝一のテトラ帯に向かうも、他プロと一般アングラーが多く、断念。
東岸シャローエリアへバウを向けた。
鉄杭+ステ網エリアへ向かう途中、
フローティングベジテーションマットをノーシンカーで撃ち、キロアップをキャッチ!
11:40
takahashi_写真④

リミットメイクしたため、東浦のドッグ,沖宿のジャカゴをまわるが、追加はなく4本で帰着となった。

初日成績 2850g(4/4) 暫定4位

 

■2日目

ファーストエリアは、初日同様消波ブロック帯。
シャッドでひと通り流していくが、反応はなかった。

ならばと2連発した北利根エリアに行くも、風も弱く魚っ気がない。

有望なスポットをまわるがバイトが遠く、苦しい時間が続く。

ここで巻きの展開を止め、東岸シャローエリアをノーシンカー中心に探っていく。
パターン変更が奏功し、ファーストフィッシュをキャッチ!

9:20
takahashi_写真⑤
まだまだこれから!

そこから岸際のアシ撃ちにしシフトし、アシとアサザが絡むスポットでバイト!豪快に2本目をブチ抜く!
10:12
アサザのアウトサイドエッジでまたもやバイト! キロアップ級の魚体は確認できたが、無念のフックオフ。2日間通しての初ミスだったので、非常に悔やまれる

10:16

その後も1本を求めて走り回ったが、2本での帰着となった。

2日目  1100g(2/2)

最終成績 3950g(6/6) 8位
高橋プロ本人としては、決して満足のいく結果ではなかったと思うが、
W.B.Sを代表とする先輩達と、十分渡り合えた成績ではないだろうか。
今後の活躍を期待せずにはいられない。
最後にW.B.Sのスタッフ,プロの方々、このような機会を頂きありがとうございました。
そして2日間プレスとして同船させて頂いた高橋プロ。
楽しく,悔しく,刺激たっぷりの競技時間を共有させて頂いたことに感謝します。

■プレスアングラー 田口 晃

No Comments Yet.

Leave a comment

You must be Logged in to post a comment.