いつかはアメリカ? by Pill Gates

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No.23 小野将大クンの場合 その1


W.B.S.プロ小野光一氏のご子息、小野将大クンはこの冬、B.A.S.S.のセントラルオープンにチャレンジしてきました。その概略はご本人のブログ等でもレポートされていますが、このほど直接そのお話を伺う機会に恵まれたので、詳しいストーリーをご紹介いたしましょう。

将大クンは現在20歳。大学3年生です。W.B.S.には3年前からBプロとして参加しており、すでに数回入賞しています。釣りは幼少の頃から自宅近所の江戸川などで楽しんできたそうです。

そんな将大クンがアメリカのトーナメントにチャレンジした理由は「やっぱり一度はアメリカで釣りをしてみたかったから。それにはトーナメントに出た方が遊びより貴重な経験が積めるとアドバイスされたからです」ということ。

資金は居酒屋のバイトで蓄えた約50万円。これを惜しげもなく投入してアメリカの試合に挑んだわけです。

とりあえず3月にミズーリのテーブルロックレイクで行われるセントラルオープンの初戦を目指しましたが、エントリーにはちょっと苦労したようです。

ご多分に漏れずこの試合も希望者が多数で、少しでも申し込みが遅れるとウェイティングもしくは出場不可能になってしまいます。

エントリーするにはまずB.A.S.S.の会員になる必要がありますが、これは簡単にクリヤー。しかしその次のステップ、試合へのエントリーがなかなかうまく行かなかったみたいです。

エントリーフォームに何度記入してもエラーになってしまう・・・。

これを何とか潜り抜けて200人のコアングラーの一人に認定された将大クンは2月26日、いよいよ成田からダラスに向けて飛び立つ・・・・・・はずでした。

しかしここで最初のトラブル発生。春一番が吹いたおかげで、11時30分に飛び立つはずのAA機が来ない。結局、夜の10時まで待つハメになりました。海外旅行ではありがちなことですが、いきなり成田で12時間のウェイティングはこたえたことでしょう。私ならベロベロに酔っぱらっていたでしょう。

ちなみにチケットはネットでゲットした格安42000円! オフシーズンということを差し引いても超安といえましょう。すべて自分で手配したそうです。

そして約10時間のフライトでダラス到着。約2週間の滞在が始まったのです……続く。

12時間待たされて、やっと飛び立つことができました。

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