No.24 小野将大クンの場合 その2
期せずして成田で12時間の待機を余儀なくされた将大クンでしたが、なんとかダラスに向けてAA機は飛び立ちました。機内ではテキトーに過ごして気が付いたらダラス。いまはESTA(電子渡航認証システム)のおかけで、イミグレーションもすんなり。しいていえば「何が入っている?」とバズーカを開けさせられたぐらいでした。
ちなみにこのバズーカ。規約によるとオーバーチャージを取られるはずですが、成田ではラッキーなことに問題なし。しかし後で述べますが帰りにはしっかり請求されて176ドルの出費。まあ片道で済めば安いものか。請求されるかされないかは係員の気分次第みたいです。
空気が違うダラス空港
空港まで迎えに来てくれた宮崎友輔氏のクルマで宮崎邸まで行く。なんとか辿り着いて一安心というところ。最初に食べたアメリカのメシはザリガニ。将大クンは「うまかったス」といっていたが、人によって好みがあるのは当然。私が食べたザリガニはイマイチでした。矢口はバカみたいに喰っていましたが。
宮崎氏のクルマです最初のメシはザリガニでした
宮崎邸ではボートのセッティングを手伝ったり、ルアーのテストで近所の野池に出かけたり楽しく過ごしたようです。意外とアメリカでのオカッパリもいいものなんですよ。
ボートセッティングも勉強しました近所の野池でのルアーテスト。楽しー
4日間ほど宮崎邸で過ごして、いよいよテーブルロックレイクのある街・ブレイゾンへとクルマを走らせました。約8時間のドライブ。とりあえずモーテルに入り、翌日からのプラに備えます。
レイクそばのモーテル。アメリカンです
プラは3日間。その前にライセンスを購入しなければなりません。テーブルロックレイクはミズーリとアーカンソーの間にありますので、両方のライセンスが必要です。トータル60ドル。アメリカではほとんどのレイクでライセンスが必要です。
ちなみにアーカンソーはArkansas と綴りますが、これを「アーカンサス」と読む人がいます。みっともないので注意しましょう。
プラクティスでは初日はノンキーしか釣れなかったようですが、次第に感覚もつかめ、3日には4lbを2尾釣るなどいい感じ。
2日目プラ。型が揃ってきました 3日目の4lb
スコールに襲われて避難中
夜はステーキでズガンとパワーアップ ブリーフィングン会場
トーナメント前日にはブリーフィングが行われ、初日のパートナーも決まりました。24歳のディオン・コネリーというルーキーです。ちなみにオープンでは3日間、それぞれパートナーが変わります。
ブリーフィングの内容もすぐにPDFファイルがウェブサイトにUPされるので、万が一聞き漏らしても安心してトーナメントに臨めたようです。
というわけでいよいよ翌日はトーナメント初日。将大クンは逸る心を抑えてフックチェンジに励んだのでした。
心を落ち着かせてフックチェンジ。初日はジャークベイトが働いてくれたようです
…続く