No.103 Pass away
いゃあ、気が付いてみればこのコラムも放置新聞みたい。
まっ、いろいろありましたからね。
んで今回のお題は
Pass away
ご存知のように日本語は婉曲的な言い回しが多い言葉です。
たとえばお腹が大きい女性に向かって
「妊娠ですか?」
とはあまり訊きません。
普通は
「オメデタですか?」
って感じです。
ナイスな表現です。
で、英語はダイレクトな表現ばかりだと思うと、
これが婉曲的な言い回しというものがあるんですな。
さっきの
「妊娠ですか」は
Are you expecting?
などと言われます。
Expecting
つまり予定している、ということです。
これも「オメデタ」に近いナイスな表現です。
ちなみに妊娠中のことを英語では
Pregnant
といいますが、
いかにダイレクトな表現が多い英語でも
Are you pregnant?
とは聞きません。
犯罪者を尋問する時ぐらいです。
そして今回のお題
Pass away
ですが、
これはつまり亡くなるということ。
誰かが亡くなった時、
英語では必ずこの言葉を使います。
文字通り
「去って行った」
という意味で、そこはかとないお悔みの気持ちが感じられます。
今年は偉大なアングラーが相次いで
Pass away
しました。
まさに
「巨星墜つ」
という感じです。
明日からW.B.S.クラシックですが、
二人を思い浮かべて仕事をしたいと思います。
2013年バスマスタークラシック翌日のアーロン