No.105 Cunning
つい先日、大学入学共通テストで不正があった。
要するにカンニングってことだ。
私らの時代もカンニングは頻発したが、
消しゴムに公式を書いておくとか、
前の席のできる奴に話を付けておいて、
脇の下から盗み見る、
などいう稚拙なものだった。
しかしそいつと私が同じ間違いを犯して、
しかも席が前後ということで、一発でバレた。
素朴な時代のカンニングだ。
しかし今回はスマホを駆使したもの。
なんかスマホってロクなことないな。
さっきのニュースでも盗撮を採り上げていたし・・・
まっ、それはともかく今回のお題はCunning
カンニングだ。
日本では
「テストなどで人の答案を盗み見る」
という意味に使われているが、
本来の意味は異なる。
「狡猾」とか「ずる賢い」とかいう意味だ。
まっ、カンニングと似たようなものだけどね。
「クレバー」も似たような意味がある。
「クレバー」は「賢い」という意味より、
(頭が良すぎて)「ずる賢い」というニュアンスがある。
だからこの言葉はあまり使わない方がいい。
「クレバーな作戦」
というと「抜け目なく人を出し抜く」という感じになってしまう。
カンニングという言葉は
発音も違う。
日本では
「カンニング」と
平板に発音するが、
英語では
「カニング」
と「カ」にアクセントを置く。
というわけで明日から2月か。
早いなー。
そりでは。
やっぱり国産のレモンはウマイ。